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2008年04月09日

●『屋久島道中記 (昔の記憶)』岩井章悟

7日から10日まで屋久島に行ってきました!
かなり濃密な時間をすごす事ができました!
毎週水曜と土曜で1日ずつ詳しく報告します。
まとめて読みたい時は、右側の
「ShowFesメンバー」の岩井をクリックしてくだされ。
すると岩井日記がまとめて表示されます。


4/7 月曜
朝6:43 羽田に向かう電車に乗る。
メトロカードが改札に入らなくなったことを知る。
都会のルールはすぐ変わるなぁ。
京急羽田行きに乗り換え、扉のところに立った。
扉の反対側に立っているサラリーマンらしい男はタメ息ばかり。
「そんな人生で楽しいのかい?」て思って見てたら逆側の扉へ行ってしまった。
次にやってきた人も同じポジションでタメ息ばかり。
「そこ、そういう場所なん?」
あまりに多いのでタイム測ってみたら1分で3回ペース。
つまり吐く息はほぼタメ息。
そうまでして続ける生活ってなんだろう?

8:05羽田発 離陸許可待ちでちょっと遅れ10:30鹿児島 着。
鹿児島空港から港までの移動時間がギリギリになってドキドキになった。
空港からバスで1時間、市内で降りて港へ15分歩く。
鹿児島ランチを楽しみにしてたけど時間がなく断念。
港近くの「吉牛」へ。そこに肉体労働の若者が来て、ゆるーいカンジで注文した。
「並と卵」を注文したのに店員に「並と味噌汁ですね」といわれるくらいユルかった。
ちょっと将太を思い出した。

高速船に乗って屋久島へ。
港の目の前には「桜島」
昔「フツーの生活」のロケで見た時はものすごく大きく感じたが、
今回はなんか印象が違った。そしたら翌日噴火した。その前兆があったのかな。

14:10屋久島 上陸。
見知らぬ町を一人で歩いてると、ふと小学生の頃を思い出した。
子供の頃、一人で電車に乗って遠くの親戚の家に遊びに行っていた。
校則では禁止されていた一人で電車に乗って遠出するのを、
うちの親はむしろ推進していた。10歳前後の子供が道中で見る
見知らぬ町の景色は、アウェイ感たっぷりだった。
思えばその頃から旅というものに興味を持ったのかもしれない。
そんなことを考えて歩いていると、ほどなく宿に到着。

↓写真は桜島。
RIMG0397.JPG

宿に荷物を置いてすぐに「白谷雲水峡」へ。
おかみさんにバスを勧められたがもうなかった。
すると高所恐怖症のおかみさんが車で山を登って登山口まで送ってくれた。
さっき昔を思い出したからか、なんだかおかみさんが親戚のおばちゃんに見えてきた(笑)

15:30白谷雲水峡 到着。
17時に終バスなので90分しかない。
「もののけ姫の森」へは往復3時間半コース。
諦めて途中まで行くことに。
ところが。
30分かかる地点まで15分で辿り着く。

「これ俺行けんじゃね?」

山、走ったさ。
もう一心不乱に、走ったさ。
Tシャツにタオル。本気。
すれ違う人たちに
「元気ねぇ」「若いわねぇ」なんて言われ
「強引にもののけ姫んとこまで行くんす」とは言えず。
すると突然、真横でビクッなんかがと動いた。
こっちもビクッとした。
鹿だった。
苔だらけの森に鹿が2頭。
そりゃ頭にはあの曲が流れる。
そして写真の通り、無事到着!
なんとか1時間半で往復してきた。

宿に戻り「飛魚の揚げ物」を頂く。
明日は4:30から縄文杉トレッキング。
わくわく。

RIMG0398.JPG


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