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2008年10月06日

●『仲間たち…。』高柳将太

稽古を始める前に必ずやる事があります。

ストレッチ。
筋トレ。
発声。

一つ一つ大きな意味がある事がショーフェスに入り分かった。

まずストレッチ。
稽古期間中はみなさんかなり多忙な生活を送っています。
寝れない人もいれば、食べれない人もいる。
体調が崩れる率がぐんと上がる訳です。
でもストレッチをやっていれば怪我の可能性が確実に下がる。
本番前に怪我したら終わりですから。

そして発声。
これは奥が深すぎてあまり口では上手く説明はできません。
分かった事は
プロの方は喉を恋人以上に大事にしているんだなって分かりました。

そして筋トレ。
これが一番やっかい。
僕は筋トレをやる時に、回数を提示している役割。
提示する度に出てくる周りからのヤジ。言っていいですか?
そのヤジ。傷つきます。
でもねー、ヤジが飛ぶって良いことだと思うんですよね。
例えば腕立てを10回やるとします。
毎日50回やってる人からしてみたら10回は余裕なんですよ。ふつーわね。
でも10回をキツくやろうと思えば毎日50回やってようと100回やってようとキツくなるんですよ。要は意識ってやつです。
手を抜いて楽にする事は誰だって出来ますよ。50回楽なやり方すれば楽ですから。
何が言いたいかってゆうと、手抜いてたらヤジは出てこないって事です。
みんな本気でやってるからヤジが飛ぶ。意識が高いからヤジが飛ぶ。
そしてそのヤジで稽古場が明るくなる。
まーじっくんがヤジっても明るくはなりませんが…。

ヤジる人。
気合いを入れる人。
無表情な人。
ドSな主催。

色んな人種が集まり一つの事に向き合う。
最初は10回でヒーヒー言ってたのが、
今ではみんな何十倍とやってしまう。
筋トレ含め、色んな形で、色んな性格を知り、色んな事を得れる。
刺激し合い、笑い合い、ムカつき合い…
共に成長し合う。

芝居やってて良かったなーってこのメンバーに出会えてここ最近強く思います。

そんな楽しくも厳しい稽古は残り二週間。
二週間後にはじっくんがヤジっても盛り上がるようになってればいいな。
まっ無理か。じっくんのポジションはそこですから(笑)
そんな素晴らしい仲間達と観に来て頂ける皆様に僕から名言を。


「いい作品に天井はない。」


芸術劇場に全てを置いてくるぞ!!

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