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2008年12月11日

●『涙は心の?何でしょう。』高柳将太

世間はクリスマスムード。
僕は店長の結婚式に行ってきました。
結婚式はいいですね。
二人が一つになるわけですから。
自分自身、年をとるにつれて結婚式での涙が増えていきます。
感受性が豊かになったんですかね。

いい結婚式だった。

さてクリスマスですけども。

僕?
僕は当たり前でしょ。
クリスマスイブと言ったら?
そう!!
D1040226.jpg

ピザのデリバリー。


見下した?
見下したあなた!
私はそんな見下したあなたを更に見下してやります!
クリスマスにピザをお届けするとゆう事は、
お客様に幸せをお届けするとゆう事。

いいですか?
たとえサンタさんでも「幸せ」はお届けできない!
サンタさん以上の重大なお仕事ですよ!
責任感が半端じゃありません。
見下されてたまるかっちゅーねん!

一件の一枚の伝票が20センチで
それがつらなって10メートルの長さになるまで
ピザ屋は忙しいんです!
見下されてたまるかっちゅーねん!

一回のデリバリーで五件分くらいピザ持っていくくらい大変なんです!
見下されてたまるかっちゅーねん!

でもね、
正直寂しいのよ。
ピザ持ってお宅へ訪問しても、
そのお宅は幸せいっぱいの雰囲気。
お客様は笑顔で「ありがとう」って言ってくれても、
やっぱりどっか見下された感。
「ありがとう」とか言いながら心のどっかで
「クリスマスなのにピザ運んじゃって、かわいそー」
とか思ってるんだろ。
って思っちゃう。

だから俺は自分自身のプライドを守る為に
接客しながらも心の中で、
「クリスマスのピザ屋は時給が300円もアップするんだぞ。
できないあんたはかわいそ。」と己を保つ為にちょい反抗する。
するとお客さんは心の中で、
「300円?そんなんで喜んでるお前、かわいそ。」
と言い返してくる。
だから俺は心の中で、
「300円の価値が分からないお前、かわいそ。」
と言い返す。
そして最後にはちゃんと「ありがとうございましたー。」と笑顔で声に発する。

これが大人とゆうもんだ。
心の中では汚い事を考えながらも、
言葉に発する事は綺麗事ばっか。
そして何故かわからないが、それを上手くできる人が世の中を上手く渡っていく。らしい。
人は見下されたくないが為に、
人をひがみ、かっこをつける。
それが最近の俺なのである。

結婚式に行き心が洗われました。
そんな汚い自分に涙が出ました。
ここで一句。
※五、七、七で。


出る涙、
俺が流すと、
かっこいい。


汚い心を洗われると、出る涙はちゃんと美しくなるのです。
俺だと。
それを繰り返し、人間は心そのものが綺麗になって行くんですね。

みなさんは最近
泣いてますか?


「涙は心のトリートメント。」

メモっとけ。

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