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2009年02月12日

●『必殺「引き落とし」』高柳将太

これ明細。
200902111451000.jpg

トランプゲームやってる感覚ですよ。

僕ねー、明細が送られてきても開けないんですよね。
トマウマなんですよ。

三年前の19歳の頃
初めて独り暮らしして、
オーディション用に履歴書送りまくって、

結果ポストに入ってるのは料金支払いの明細書。

値段を見てへこみ、

部屋に戻りうなだれる。

その繰り返しが東京の生活で一番嫌だった。


そこでそれを回避するのに生み出した案が、

明細書を見ない。

捨てず、
開けず、

タンスの奥にしまう。


するとどうだろう。


頑張れちゃったんだな俺。

数字を見ない。

先の生活費なんて考えない。

だからへこまない。

俺の生活は天国に変わった。

がしかし
そんな日々も1ヶ月ももたなかった。

あらゆる会社から電話殺到。

水道局、ガス屋、電気屋。

タンスから貯めていた明細書を出し、

結局へこむ。


どっちにしろ一緒なんですよ。

払う金額も
へこむ気持ちも。


でも俺は明細書を見ずに生活をする手段を選んだ。

前者は
ちょくちょく頻繁にへこむ。

後者は
時々ドカンとへこむ。

だから後者。


へこむ数が少ないからだ。

そして三年後。


僕は「引き落とし」とゆう手段を身に付けた。

「引き落とし」
柔道の決め手みたいな感じですが、

本当に便利の一言!


へこみもしないし、
明細書もこない。

嫌な事が一つも、

ない!

テンションが落ちる事も、

ない!

数字を見る事も、

ない!

じゃあ何故冒頭の写真で明細書が大量にあるのか…


答えは簡単。

通帳の残高が、


ない!!

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