●『恩師』岩井章悟
昨日はひでちゃんの舞台を観に行ってきました。
その舞台の主演は、俺が一番最初に「演技」を教わった人。
その人の芝居を初めてちゃんと観たわけです。
うん。
よい意味で思った通りでした。
彼が言っていたことを、彼自身が体現していた。
指導者が役者である場合、それはとても大切なこと。
もう十何年か前のことだけど、
その演技を見て思い出せる。
思わず笑みが出る。
終演後、その人に言った。
「お疲れ様です。台詞が多くて、なぜか僕がドキドキしました(笑)」
すると、
「俺も毎回ドキドキだよ(笑)」
なんかほっとした。
別にその人を目指してる訳じゃないけど(笑)
確実に俺の中にその人が生きていると思った瞬間でした。
「継承」
彼が僕にくれたものを、僕はさらに上乗せして継承してゆく所存です。