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2009年07月09日

●『伝えるということ』岩井章悟

最近、戯曲についてよく勉強しているわけですよ。
昔から、演出しててよく思うのですよ。

「伝えるって難しいーー!!」

役者としてはですね、表情や感情を使って伝えたらいいわけです。
そういう仕事です。
「やれ!」て言えます。

ところが!
これがメールだけだったり、台本だけだったりしてごらんなさい。
とたんにハードルがあがるわけです。

つまり体を使った表現はナシです。
文字ですべてを伝えるわけです。
わびさびなんかも全部。

すると自分が思っていたよりも体を使って表現していたんだと実感するわけです。

自分が演出する場合はまだいいんです。身振り手振りができるんで。
つまり体っすね。
つくづく体って大事。

て思うんだけど、今の課題は文章力?
そんなん、なんとかなるのか?
昔から俺は「国語」嫌いだぞ?
なんて思うのです。


嗚呼そして今日も新しい「課題」が増えた。
図書館はしごで調べ物だー。
8時間以上いろんな図書館にいたりするんです。

こんな日々、どうですか?
僕は楽しい。
と思うようにしてます。

「伝える」

戯曲の方の理想は、
文学的なもんじゃなくて哲学的な表現。
しかもシンプルなやつ。


ちょっと面白い実験。
「今日あついね」
「そうだね」

↑これは、そんな内容を喋りたいわけじゃないんです。
では、何を思って話すのか?

相手が:
好きな人。
嫌いな人。
初対面。
警察官。

ほら、変わってくるでしょ?

1.普通に会話して
2.その会話、真意は伝わってる?


不安な人はワークショップへ。

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