締め切りが迫っていた「出発の日」のプロット提出。
もう絶対間に合わないかと思った。
けど間に合った。
しかもキャラクターの特徴まで添える丁寧さ。
こういう時
「俺、天才じゃないか」
と錯覚する。さっきまで
「ちくしょう、なんで日差し強いんだよ」
と思ってたのが
「あー、今日も爽やかな一日だなぁ」
に変わる。天気って心次第で変わるんだね。
写真は締め切りが絶望的だった頃の深夜。
打ち合わせ後のくぼっちとゆうじ。
劇作家の”鈴木聡さん”が
「台本のラスト10ページあたりを書いてる時の俺が、一番男らしい」
と言ってたのが理解できる。
ゴールテープ前後の至福のとき。
あー、今日は爽やかだぜぇー。
こんな日は外でバスケするのもいい。
って訳で気分よくバスケの話をしたい。
月9ドラマ「ブザー・ビーター」見た?
俺は今季、数年ぶりにドラマをちゃんと見た。
「ブザー・ビーター」「赤鼻のセンセイ」「救命救急」
3つも!!
「赤鼻のセンセイ」は最終回のラスト10分を録り損なったりして。
その「ブザー・ビーター」
バスケやってた人からすると一番心配なのがバスケシーン。
バスケというスポーツは「Habit Game」と言われ、
習慣、つまり経験がないとその差がはっきりわかっちゃうのだ。
それでもしっかり見れたのは、極力そういうシーンを減らしてあったから。
編集と監督のナイス判断だったと思う。
シュートもレイアップが多かったし。
それ以外にもところどころバスケを知ってる演出があり、楽しく見れた。
中でもニヤっとしたのは、
山Pの部屋の入ってすぐ右手。
「REGGIE MILLER #31」
でっかいバナー。
彼が僕の左腕のアクセのルーツです。
彼が引退したシーズンからずっと着けてる。
「ミスター・クラッチショット」と言われ、
ブザービートを連発し歴代最高のシューターと目される男。
彼の闘争本能の激しさは、
神様・ジョーダンを唯一怒らせた男としても有名。
ファンになったのは1998、アメリカへジョーダンを観に行った時。
対戦相手がレジーだった。
試合が始まる前、両軍の選手はシューティング。
コート中央では試合開始までのカウントダウンが表示されていた。
レジーはずっとジョーダンを見据えながらドリブルしてて
シュートを1本も打っていなかった。
残り 0 秒。
ブザーの音とともにベンチへ戻る両軍選手。
レジーはジョーダンがベンチへ戻るのを見届けてから振り返り、
3ポイントシュートを放つ。
きれいな放物線を描きリングへ吸い込まれいく。
そしてベンチへ引き上げていった。
試合開始前の「儀式」
ジョーダンを観に行ってミラーに惚れた。
そういう人に、私はなりたい。
そんなことを思い出したドラマだった。
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ああー、バスケに関わる仕事もしたいです、安西先生…。