はい。こんばんは。やもりですよ。

おばんです。
おばんですって方言？

今日の予報は、晴れ、夜から雨。
どうりで蒸し暑い。

いっそ、ざっと夕立でも降って気温が下がれば良いけど、
朝からバイトに出かけ、傘を持ち歩く。
苦手だ。
使うか使わないかはっきりしないものを、保険で持ち歩くのがめんどくさい。
損した気分だ。
しかも忘れないよう意識を払わなくてはならない。

俺はうっかりが多い。
往々にして意識が散漫だ。
バイト中は、大体別のことに夢中だ。
最近は、稽古でやってるエチュードのパターンをシミュレーションしたり、
罰ゲームの一発芸に一体何をやったらいいのか、
想像してはスベッて焦ったりしている。

役者が稽古期間にバイトしてれば、大体はうわの空でバイトしてるだろう。

昔なんか、工場の夜間ライン作業があまりにも単純なものだから、脳内上映で、
ジブリの大好きな『紅の豚』をOPのぶたさんがタイピングするところから観たものです。
…と書いた傍から、この話は全くの別件だってことに気付く。

うっかり。

今日は、バイトのあとに夜から知り合いの舞台を見に行きました。

今回の舞台、演者に知り合いはいないのですが、
制作のこのお二方に宣伝もらってみてきました。

二人は、大阪芸大時代の先輩で、
向かって左側が一個上のはるかさんと、右側が二個上の高島さんです。

基本的には役者ですが、制作の仕事したり、
あと二人ともダンサーでもあるので振付けもやったりされるたかです。

僕自身は、踊りの素養はないので『うわーすげぇなあ。身体キレるなあ』なんて
惚けてみてるのですが、何よりも先輩方は舞台にでるといい顔になるのです。

いい顔ってのは、役者のケレン味といいますか、顔、目が輝いてて。
踊ってても喋っていても、自分が中心、
あるいは、脇の時でも『私を観て』ってオーラを感じるのです。

存在感と力があって魅力的。

ああなりたいなあ。

って思うのです。

なので今回は制作の二人に、差し入れしたりして。

今回の出演舞台を宣伝して帰ってきました。

どうか観に来てもらえますように。そして、少しでも近付けたらなあ。

劇場の外に出ると小雨。

…。

…？
あれぇ…？

傘がない！？
ほらぁ、ぼーっと他のことばっか考えてるから。

うっかり。