●『ねんしのあたし』矢守忠彦
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
国民的行事にほとんど参加しない者です。元旦に初詣行かないよ、混んでるし。
行かないよ。花見、海、行楽、選挙。混んでるし。
…。僕が言いたいのは、集まるのなら、みんなで意識を共有できるものありたい。
(選挙はだめよ。個人の意識を尊重してね。)
人がたくさんいるけど、一人ひとりが「我」を通す状況は息が詰まってきゅうきゅうになって…。
明治神宮なんてパワースポットになってから年中混んでるでしょ。
神聖な力を感じるより、人の欲にあてられそうで。
でも今回は芸能の神様がいるという「猿田彦神社」というのの分家みたいなものが、
なんと家の近くにあることがわかったので、割と早い1月4日に歩いて行ってきました。
住宅街にあるこじんまりした神社でした。
手を洗い、お参り。おみくじを引きますと。
大吉でした!!
いやあ、ありがたい。
いい年になりそうです。 神社は、混んでないにかぎります。
続いて本日
以前から奥の親知らずが甘めにしか生えていなくて歯磨きがしづらく、
よく歯肉炎になっていたのです。
もう、甘生えだわ、親知らずだわで、歯を抜いてしまえと。歯医者さんへ
やっと、時間ができたので、行ってきました。
以前にも、親知らずを抜いてもらっていて、やり方はわかっていまして。
そんなに怖くありませんでした。
…ええ、怖いですよ。麻酔かけた後は、基本「力」で抜くんですから。
それでも、前回ひどいイメージがないので。大丈夫だろうと。
今回も麻酔から始まりまして、あとは、やっとこ(閻魔大王様が舌抜くやつ)や、
鉄の棒でてこの原理を利用してぐいぐいと…。
でも、麻酔効いているからぜんぜん痛くないのです。
なんとなく歯茎が押されてる感じしますが。
そんな途中で、歯医者さんが確認してくれるのです。
「大丈夫ですか?」
僕が、
「はい。」と答えます。
そしてまたしばらくして
「大丈夫ですか?」 「はい。」
確かに、ぜんぜん痛くないからね。
…。あれ?
じゃあ、
これ、何の確認?
「大丈夫ですか?」
「はい。(でも何が?)」
歯がぜんぜん抜けない。前回みたいにうまくいかない。
歯をぐっぐっ…。
「大丈夫ですか?」「はい(いや…)」
正確には返事も口開けているので「ふぁい」なのですが、
とにかく早く終わらせたいから口開けっ放しで「はい」の返事を続けます。
そのうち
歯医者さん:「ちょっと嫌な音しますよ」
嫌な音!!??まじっすか!?
「はい。」
ミシッ!パキッ!ギャ! あっ、ギャは僕の心の声です。
ああ、でも前回もこうだったな。思い出しつつ。
でも嫌な音って拷問かい!!
結局、奥歯にしては珍しく、歯の根っこが三つ又に分かれているため、
従来よりも抜きにくくなったらしい。少し削って砕いて治療終了です。
いまは麻酔が切れてきてなかなかの違和感です。
でも、治療時の違和感のほうが大きかったなあ。
新年スタートします。
ふぉとしもよろふぃく。
矢守忠彦