●『熨斗』矢守忠彦
熨斗
のし、と読みます。
本日は舞台を見て参りました。
うちの制作スタッフ久我ちゃんが今回お手伝いとしてかかわっている劇団
東京おいっす!の
『女優マリア』
です。
劇団員、…特に僕が課題としている『脱力の効いた芝居』を見事に展開していました。
あんなに柔らかく、力を抜いて『しっかり』しゃべっているのはそうはみたことありません。
…ああやるのか…。
以前から、つながりのある劇団ということもあり、
今回、劇団から公演の御祝いとしてお酒を送ることにしました。
(舞台を見に行くと、著名な方や、劇団からお花が届いていて飾ってあるのと同じ一環です。)
今回僕がそれを用意する使命を受けまして、舞台を観にいく前に買ってきました。
その時に、どこからの贈り物かを分かるように『水引』の柄をプリントした『熨斗紙』(のしがみ)に例えば今回だったら、うちの劇団名を記入するのです。
筆やプリントで。
今回酒屋の人が書いてくれるのかなと、買ったときに頼んでみたら…
おばちゃん:『あたし忙しくて手が回らないから、あなた書いてもらえる?』
…僕ですか!?!?
正直、字が下手くそです。しかも筆ペンだなんて!!
確かにボールペンで書いても熨斗紙として画にならないが…。
昔、贈り物の熨斗に何を書いていいか分からないときに、
友人の新築祝いに『友人』の名前を書いて持っていったものです。
これじゃ自分で祝ってるみたいじゃないか!?と笑い話になったことがある僕です。
…何かへまをしそうでおっかなビックリです。
一枚書いて、劇団名のFESTIVALが紙のなかにおさまらずやり直し。
二枚目は、より細いペン先の筆ペンで挑戦。
(ボールペンと変わらないじゃないかという異論は抑えつつ)
できました!
遠くて見えない場合は、是非劇場でみてみてください。
下北沢『劇』小劇場で来週まで公演中です。
立ち見のかたありましたが、来週は当日券でますって、よ、奥さん。
そして、うちの劇団は毎週土曜日にワークショップ開催中です!!
5/28・13時より
6/4・18時より
6/11・13時より
一回完結型のワークショップで、参加費は1000円です。
お申し込み、質問は、ご覧のホームページ上にて受け付けております。
どなたでもぜひぜひ。
矢守忠彦