●『大きな玉ねぎの下で』矢守忠彦
今日は本当に久しぶりに有名アーティストのライブに行ってきました。
それも
日本武道館。
初めての武道館。
Act Against AIDS(AAA)
アミューズ・地球ゴージャスの岸谷五朗さんと寺脇康文さんが主催するチャリティーライブです。
今年で19回目だそうで、今年は東北地震のチャリティーも兼ねていました。
武道館の二階席でしたが、なんて見やすい舞台なんだ!
どこからでも綺麗にステージが見えます。
武道の聖地だけでなく、ミュージシャンがこぞってこの舞台を大事にする理由がわかります。
芝居で出てみたいなぁ。そんなところでした。
さすがにマイクを使う舞台になるでしょうが。
出演者は、もちろんアミューズのタレントがメイン。
過去には、サザンオールスターズや、福山雅治さんもでてます。
今回のお目当ては、ポルノグラフィティとPerfumeです。
いや、Perfumeです。
生でみるの初めてだなあ。
楽しかったなぁ
三曲歌って、映像だと、カメラワークでわからないところもあったけど、
ダンスの三人のポジションニングが素晴らしかった。
あんなに見事なデルタムーブメント。
見てみてよかったです。
トリはポルノグラフィティでした。
会場を乗せるのがとてもうまい。ライブにめちゃくちゃ強い人たちでした。
不思議にすごかったのは、笑わないのね。笑顔に緩むことがない。
普通なら、20分やって、お客さん乗せて、笑いもとってれば、
誘い笑いじゃなくても笑顔のシーンがあるかと思うけど、
一切なくしかし緊張や警戒心をお客さんに感じさせない。
なかなか、出来ないパフォーマンスだと思いました。
お目当ては二組でしたが、
一番感動したのは、もと爆風スランプのサンプラザ中野さんの
『大きな玉ねぎの下で』でした。
これは、そのまま武道館をモチーフにしたバラードですけど。
何度もテレビやラジオで聞いていたけど、びっくりするぐらい心に響きました。
なんだか、感動して泣けてきたのです。
アーティスト何人も出てきましたけど、ロックもJ-POPもあったけど、
すごく心にヒビクすごく気持ちの溢れる歌い方でした。
あれが『歌手』の力なんだなった思えて勉強になりました。
僕も、舞台の上からお客さんに力を与えられる役者になりたいです。
ちなみにその時のMCでサンプラザ中野さんが言っていたことですが、
あの武道館の上にある玉ねぎ状のオブジェは、仏教建築にある『ギボシ』(橋の欄干にもついているあれ)で、建築責任者のデザイナーが、その方の先輩に図面の段階で見せたときに『つけるなよ』と言われて『はい。』と返事をしたにも関わらず、その先輩が見に行ったら付いていたという、なんとも、武道でいう『守破離』な話というか、ロックな話で、聞いていて理にかなったデザインだなと思ったものです。
こちらは、日本の社窓より
日本武道館。