●『Wワーク』 矢守忠彦
はてさて、第12回公演の顔合わせも近づいて参りました。
僕も、劇団員として稽古や本番のための準備作業に入っております。
また作品づくりの日々が始まります。劇団で会議していくなかで、
仕事の割り振りとかしていくわけです。
じゃあ
ちさちゃんこれお願いいたします。とか
久保さんは全体スケジュール把握して、管理お願いね。
とか、
いがちゃんはこれをやってくれたら良い感じでまわるよね。
などなど、キャストから本番に向けて何か質問があったときの窓口的なものも決まっていき…。
…で、やもさんは…
…?
…な、何でもやります。
なかなかみんなに説明できる肩書きが決まりませんでした。
今のところ
チラシ管理と当日パンフレット管理になりました。
な、何でもやるよ!
なかなか形にならないものを色々働いて詰めていこうとおもいます。
さて、これから役者としての大仕事が始まるなかで、
もう一本、今公演とは別に仕事を抱えております。
仕事というか、自分には挑戦なのですが、
脚本です。
BRUSH UP STAGEの作品を執筆することになりました。
またオーディションの段階ですが、書いてみて『使えない』なんて代物にならないようにしなく
てはなりません。
高校や大学の頃には、学生劇として何本か書いていましたが、お金を頂く舞台では初めてです。
この仕事はなんとしても年内に仕上げなくては!
そうじゃないと稽古の大詰めにえらごとになってしまいますから。
しかし、この書くのが楽しい。
構成を練って、セリフをあっちがいいのか、こっちのほうが伝わるのか。
演技では瞬間に生まれてきたものを大事にしますが、書き物はブログもそうですが、書き直しを
繰り返したりして、ベストを表現していきます。
また違うペースでものを作るのが刺激になります。
2月の本番も、4月の本番も劇場へ見に来てください。