●『これからもっと』岩井章悟
今日は学校公演の仕込が終わったあとに
劇団子の主宰の石山さん宅へお邪魔しに行った。
「まず風呂に行こう」と言われ近所のスーパー銭湯に。
そういえば以前出演した時もそうだったなぁ。
風呂に入ってから様々な温泉に浸かる手順なんかも完璧。
初めてバスタオル(でかいタオル)を必要とせずに入浴しました。
そこで色んな話をした。
劇団を長く続けるっていうこと。
苦労すること。報われること。悲しいこと。楽しいこと。
主宰だからわかる、報われない苦労。人知れない達成。
紆余曲折を経て、すべてを乗り越えて見えてくる景色。
劇団子は、石山さんは俺のビジョンに近い好きな団体だ。
5月公演では演出補として協力しつつ、たくさん吸収したい。
俳優・今井雅之さんに
「お前は自分で(カンパニーを)やってみろ」
と言われてからもう10年以上経つ。
なんとか続けてこれていることに改めてみんなに感謝できるいい機会になった。
2011年はしょーふぇすにとっても劇団子にとっても、
日本にとっても大きな意味のある1年だった。
2011年3月11日14時46分。
僕らは舞台袖で開演を待つ役者だった。
その日の夜から公演を再開し千秋楽までやり遂げた。
「劇団」にできることはなんだろう。
考えさせられた。
南三陸から仙台空港まで行ってきた。
被災地の皆様の一刻も早い復興と沢山の笑顔が戻ることを願って。
風評被害に苦しむ会津の話を上演した。
先月の公演では沢山の笑顔に出会えた。
これからも、もっと沢山の笑顔に出会えるように精進していきたい。
これからもっと。
僕らにできること。
僕らだからできること。
楽しく精一杯いきるぞっ!
ヤマダ電機の公演CMも作ってくれてる小川ディレクターからのブラジル土産。
なんと2年越しで受け取った。もっと早ければ公演で履いたのに・・・。