●『8/16』柴野弘志
今日がどんな日か調べてみたら、第二次世界大戦中の
1943年にサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の
爆撃崩落の日だったらしいです。
ここにはかの有名なレオナルド・ダ・ビンチの
「最後の晩餐」の壁画があり、爆撃当時奇跡的に
この画だけは残ったといいます。
実はですね学生時代にここに行ってるんです、僕。
友達と2人で2週間程イタリアを旅して周ったんです。
んで、この教会で「最後の晩餐」の壁画が見れるって事なので
行こうとするんですが、一つ問題があり…。
完全予約制なんです。
海外にて電話予約なんて出来るわきゃない。
そんなに優れた英会話力もなけりゃ、
今みたいに携帯が通じる事もないので直接乗り込みました。
そしたら案の定、ダメだと言われ。。
そこを何とかと頼み込んでも「NO」。。
あんまりそっけなく言われたもんだから、
何が何でも見てやると思って2?3時間程
友達と受付の周りでブラブラ待ち続けてやったんです。
すると受付嬢は観念し「しょうがないから入れ」と。
相手の心を折ってやりました。
「耐えがたきに耐え、忍びがたきに忍ぶ。」
別に忍んじゃいないけど。
むしろここにいるよアピールをしてたけど。
ジャパニーズソウルで歴史的絵画を拝観する事ができました、と云うお話。
柴野